始まりのヒト/バーテンダー

Natural High 始まりのヒト/バーテンダー歌詞
1.始まりのヒト

作詞:大嶽香子
作曲:大嶽香子

ねえ 忘れないよ あなたのこと 他の人を好きになった
今でもまだ うしろめたく思い出してる

ねえ 忘れないよ グラウンドの隅にあった 青いベンチ
二人の名を刻み込んで 振り返るあなたを

ただ幼すぎて つないだ手 汗ばんでも はなせなかったね

10年経っても何も変わらない 想いが不意に蘇る
あんなに苦しい 恋はもうしてない なんでだろう 泣きたくなる
卒業アルバム最後のページに 小さく残したメッセージ
30年後も誰よりあなたを この胸は覚えてるから

ねえ 忘れないよ 世界地図に 落書きした 二人の国
子供じみた 約束だね 笑ってしまうよ

あの教科書に 詰め込んだ 思い出がぽろぽろ落ちた

10年経ったら 何もかも変わり 二人は会うこともなくて
忙しい日々に身を任せてる なんでだろう 泣きたくなる
淡い恋だった それでもよかった 小さく震えた胸の奥
30年後も誰よりあなたを この胸で覚えてるから

いったい何のために私たちは今を 追われるように生きているの?
誰の為でもなく 確かめる術もない
だけど信じたいよ いつかわかるって
いつか届くって これでよかったと言い
切れるときが来ると

卒業アルバム最後のページにもう一つ残したメッセージ
30年後もあなたはあなたで 私には始まりのヒト


2.バーテンダー

作詞:大嶽香子
作曲:大嶽香子

無口なあなたまかせで オーダーしてみてもいい
恋に破れ 仕事に追われ 泣いてる場合でもないから
カウンターごしにちらり のぞく長い指が綺麗
今夜はどんな指使いで 酔わせてくれるつもりかしら?

気取らないで 隠さないで 僕の千里眼に暴かれて
君は強い だけど壊れそうな心を抱いてるんでしょ

いっそ燃え尽きるような刺激的な味はいかが?
君を満たす鍵は 赤く染まる肌に浮き上がる

やめて 今夜はそんな気分じゃない

グラスに何注いだの? 胸がしめつけられるようよ
涙なんかあなたの前で 流す理由は少しもない

飾らないで だまさないで 僕のおせっかいに付き合って
君は強い だから今だけは心を緩めて欲しい

いっそ操られたら 痛みに鈍くなるかしら
あなたの偽善ぶりが やけにこの体を湿らせる

きっと 今夜は後戻りできない

気取らないで 隠さないで
君は強いけど… わかってるの
僕にゆだねて… 変な気分ね
火照るカラダ どうすればいい? 心が弾けそうなの ねえ
いっそ燃え尽きるような刺激的な味はいかが?
君を満たす鍵は 赤く染まる肌に浮き上がる

いっそ操られたら 痛みに鈍くなるかしら
あなたの偽善ぶりが やけにこの体を湿らせる

きっと 今夜は後戻りできない

今夜はもう帰りたくない